カクネ里氷河見学会・勉強会

 

 

20181月に福井幸太郎氏らによって「飛騨山脈で新たに見いだされた現存氷河とその特性」が地理学評論に発表され、その中で鹿島槍ヶ岳東面のカクネ里雪渓が現存氷河であること、白馬村の唐松沢雪渓などいくつかの雪渓も将来氷河であることが判明するかもしれないと報告されました。これは白馬村にとっては青天の霹靂ともいえるビッグニュースであり、ゴンドワナ地質環境研究所の白馬分室(れんげ通り5丁目こもれび荘内)所在地であるみそらの別荘地では別荘地管理事務所が早速に表題の会を計画、実施しました。以下に関連の動きを記し、データ等をリンク、公開します。

 

20186月下旬:みそれの別荘地管理事務所長の菅野有子氏より吉田に、表題の会について協力要請あり。

7月某日:成瀬廉二氏、福井幸太郎氏らに情報を頂く(吉田)。

7月:みそらの便り夏号『鹿島槍ヶ岳カクネ里の氷河探訪ツアー&学習会』開催のお知らせ

8月〜9月:勉強会資料と講演のデータ収集と準備(吉田)

810日:カクネ里氷河見学会・学習会資料の作成(吉田)

812日:「鹿島槍ヶ岳カクネ里の氷河探訪&氷河地形等学習会」参加者募集ビラ発行(管理事務所)

916日:カクネ里氷河見学会と学習会実施開催(管理事務所主催、吉田講師)。

総勢28人、うち事務所員3人、講師1

               9:00ゴンドラ乗函駅集合、資料配布と事前説明後乗函、1130分〜12:30小遠見山でカクネ里氷河を雲の合間に探索、1430分ゴンドラ乗函駅帰着、15:001630分みそらの管理事務所でカクネ里氷河勉強会で吉田の講演「カクネ里氷河、日本の河と世界の氷河」と質疑応答後解散。

以上